起立性調節障害でお困りのあなたへ
こんなお悩みはありませんか?
- 朝、何度声をかけても起きて来ない
- 無理やり起こそうとしても身体が動かない
- 頭痛や吐き気で昼まで寝ている
- 学校に行けない日が続いて心配
- 夜は元気なのが何故かわからない
- 本人もつらいと分かるからこそどうにかしてあげたい
- このままで進級、卒業できるかが不安
どういう症状か
起立性調節障害はODとも呼ばれ、自律神経の働きが乱れることで循環機能が低下し、身体を起こすことができなかったり頭痛、吐き気などの症状を出します。
10歳~16歳に特に多く、不登校の30~40%が起立性調節障害であるとも言われています。
寝ている状態から身体を起こす為に血圧を上げる、体幹のバランスを取るといった自律神経の機能がうまく噛み合わないことで引き起こされます。
簡単に言えば、脳と身体が噛み合っていない状態です。
これまでご来院された中での傾向としては、本人としては目が覚めているし起きたいのだけれど、身体が言う事を聞かない。または、起きようと思ったら起きることはできるけど、体幹が身体を支えられない為、めまいや頭痛という症状を出してしまい、結局寝たままでないと過ごせない、という状態の中学生や高校生がほとんどです。
自律神経の乱れが主な原因と言われていますが、脳と身体が噛み合わなくなるのにはやはり、身体的な問題が引き金になっているパターンも少なくありません。
原因
起立性調節障害の原因として、当院では大きく2つあると考えています。
①身体の固さ
起立性調節障害の中学生、高校生の身体を触ると大人顔負けの固さであることがほとんどです。
特に下半身の筋肉の緊張がとても強いのが特徴です。
この固さがあることで、寝ている間にも緊張が抜けずに自律神経のリズムが崩れ、血流も悪くなってしまいます。
生まれつきの固さというよりは、日常生活のなかで無意識に受けるストレスに耐えることで身に付いたいわば癖ですので、少しずつ柔らかい状態を作って身体に定着させていくことが必要です。
②体力の低下
ここでの体力とは、純粋なスタミナだけではなく、免疫力や自然治癒力を含めた総合的な体力です。
起立性調節障害の中学生、高校生に共通している問題で一番多いのは内臓疲労です。お菓子やジュース、加工食品、偏食などで内臓に負担を掛ける習慣が続くことで段々と免疫力が低下し、刺激に敏感になった身体が余計に緊張して身体の固さを強くしてしまう悪循環に陥ります。
また、本来であれば寝ている間に体力も回復しますが、夜更かしや遅い時間のスマホ、ゲームによって睡眠の質が悪くなり、回復しないまま生活していることも体力低下の一因です。
その為、起立性調節障害の改善には、ご家族が協力した食生活、睡眠習慣の改善が大切になってきます。
当院での改善方法
当院では、起立性調節障害の改善方法として3つの軸でご提案しています。
①身体のゆがみのケア
まずはじめに大切なのは、身体に体力を取り戻すことです。その為には、整体によってゆがみを整え、筋肉を緩めることで身体がリラックスできる状態にすることが効果的です。
グイグイ押したりバキッと骨を動かす矯正ではなく、ソフトで心地の良い調整ですので、ご本人にも安心して受けていただけます。
②生活習慣の改善
身体に体力を取り戻しながら、食事や睡眠、運動の習慣をひとつずつ改善していくことで、再発を予防できます。
例えば、朝、起きなくてもいいのでカーテンを開けて朝日を浴びる、寝る30分前からはスマホの電源を切る、など簡単なことからスタートします。
いきなり多くのことを変えようとすると、それ自体がストレスになるので、これまでの習慣をよくヒアリングさせて頂き、ご本人とご家族に負担のない方法をご提案いたします。
③自律神経、内臓、血流の調整
骨格や筋肉のケアと、自律神経や内臓、血流などの目に見えない部分のケアは、やることが少し違ってきます。
細胞の入れ替わりを含めた長期的な視野で計画を立て、成長して大人になった時に困ることのないように根本的な改善を図ります。
メッセージ
起立性調節障害と呼ばれる症状によって、朝起きることができず、または頭痛や吐き気なので学校に通えない中学生、高校生が年々増えています。
本人もつらいし、ご家族も将来のことを考えると不安が募るのも当然のことだと思います。
しかし、安心してください。
多くの起立性調節障害には、身体にはっきりと原因があり、それを解消することができれば、以前のように朝起きて、元気に登校する姿を見せてくれます。
当院では何人もの起立性調節障害の子どものケアをしてきた実績から、ご本人に無理のない調整をご提案いたします。 まずは一度、ご相談ください。