逆流性食道炎でお困りのあなたへ
こんなお悩みはありませんか?
- 胃がむかむかして、食後には痛みもある
- 胃もたれがひどく、食欲がわかない
- 胃酸が逆流する不快感
- 食後にはげっぷが上がってきて止められない
- ストレス性の胃痛がずっと続いている
- 胃に食べ物がずっと残っている感じがする
- 色々なところを巡ったけど逆流性食道炎が収まらない
どういう症状か
逆流性食道炎は主に食後に、胃もたれや胃痛、胃液が口腔に上がってくるといった症状が出ます。
本来なら胃から食道へ胃液や食べ物が逆流しないように蓋となる弁がありますが、この弁がゆるんでしまい胃液が逆流してきたり、胃での消化がうまくいかずにもたれる感じが続きます。
胃液が逆流すると、胃液特有の酸っぱい感じが口の中に広がったり、げっぷが止まらなくて不快感が強くなりますし、人の目を気にしないといけないこともあるでしょう。
また、食べ物の胃での消化がうまく進まないと、次の十二指腸へ送り込んだ時に消化の負担が大きくなり、逆流性食道炎が長く続くことで腸内環境へも悪影響が出てきます。
特に脂ものが苦手になってきたり、たくさん食べられなくなってくるのは、胃での消化がうまくいっていない為に起こる症状でもあります。
原因
逆流性食道炎の原因は大きく分けて3つあります。
重症度によっても変わるので、ご自分の逆流性食道炎がどの程度なのかチェックしてみましょう。
①よく噛まずに飲み込む癖がある
まず、一番軽度の可能性が高い原因が食事の時の噛む回数です。
噛む回数が少ないと、食べ物が固形のままで胃に送られ胃液で溶かすのに時間がかかりやすくなります。また、唾液と食べ物を混ぜることで消化がしやすくなりますし、唾液が出ることが胃液を分泌するサインにもなっているので、噛む回数が少ない自覚がある方は気を付けてみましょう。目安は一口につき30回です。
②姿勢が悪く、背中が丸くなっている
逆流性食道炎が慢性的に続く時の原因として多いのは、姿勢が悪く猫背になっていることです。
猫背になると、お腹を潰すように身体を丸くしてしまうので、胃が圧迫されてうまく働けなくなります。
また、食道にかけても押しつぶされるので、弁がよじれて緩くなってしまう事にもつながります。
半年以上、逆流性食道炎が続く方は姿勢から見直す必要があります。
③自律神経の乱れ
胃にはたくさんの神経が繋がっており、その神経を通して脳から指令がやり取りされています。
大本の自律神経の乱れがあると、胃液を出すはずの時にちゃんと出なかったり、逆に出過ぎてしまうことで胃もたれや胃痛の原因となります。
噛む回数や姿勢を変えても逆流性食道炎の症状が変わらない場合は、根本的に自律神経から調整をする必要があるかも知れません。
当院での改善方法
当院をご利用される方のほとんどは、逆流性食道炎の症状が長く続いていて、どこに行っても改善してこなかった方です。
その為、基本的な方針としては、姿勢の改善を行い、次に自律神経の調整です。
姿勢の改善には、骨盤と首のバランスが大事です。まっすぐ座っているつもりでも、実は身体が無理やりにゆがめてその姿勢を保っていることが多いので、無理せずに背筋が伸びるように骨格や筋肉のケアを行います。
姿勢が改善できてきたら、次は自律神経の調整です。自律神経の乱れを引き起こす一番の原因は頭蓋骨のゆがみです。実は、姿勢を改善することで背骨の並びがきれいになると、その上に乗っている頭蓋骨のゆがみを整えやすくなるので、姿勢改善を先に行うほうが効果的なのです。
そして、本当に重症の方で、姿勢を改善して自律神経の乱れも整えても症状が残る場合は食事指導を行います。コンビニ食や加工食品ばかりの食事は、健康な人でも消化が大変です。もしそのような食生活を送っているのであれば、愛をもってしっかりとお伝えします。
メッセージ
逆流性食道炎があることで、一番の困りごとはやはり「食事が楽しめない」ことではないでしょうか。
どんな人でも、食事はしなければならない行為ですし、せっかく食べるのであれば楽しく美味しく食べたいですよね。
胃のむかむかや胃もたれ、胃痛などで食事が苦痛になってしまっているのであれば、しっかりとケアをしてまた楽しめるように改善していけますので、是非ご相談ください。